バナナの澱粉
- フォーマット:
- 論文
- 責任表示:
- 野呂, 哲 ; 葛西, 麻紀子 ; 山田, 綾子 ; 大中, 徹 ; 加藤, 陽治
- 言語:
- 日本語
- 出版情報:
- 弘前大学教育学部, 2011-03-23
- 著者名:
- 掲載情報:
- 弘前大学教育学部紀要
- ISSN:
- 0439-1713
- 通号:
- 105
- 開始ページ:
- 75
- 終了ページ:
- 79
- バージョン:
- publisher
- 概要:
- 生産地別のバナナ可食部の追熟に伴う澱粉の変化を調べた。単糖・オリゴ糖と細胞壁・澱粉の含有量から、台湾産は貯蔵8日目では過熟状態、エクアドル産は8日目では未熟、15日目では過熟、フィリピン産は8日目では未熟、15日目では適熟であると示された。すなわち熟成速度は台湾産が最も早く、エグアドル、フィリピンの順であった。 熟成過程におけるバナナ澱粉粒の変化を走査型電子顕微鏡観察および散乱式粒度分布測定装置により分析した。形状は長粒型で、追熟0日目では表面が滑らかな状態であったが、3日 … 目では層のような溝ができ、5日目では層状になった。粒子径は追熟0日目で粒度分布3~88μm、平均径29.699μm、3日目で粒度分布3~77μm、平均径23.213μm、5日目で粒度分布2.5~22μm、平均径8.651μm であった。熟成に伴い、澱粉粒の表面形状が変化し、微細化することがわかった。 続きを見る
- URL:
- http://hdl.handle.net/10129/4451
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