1.
論文 |
飯, 考行 ; 宮﨑, 秀一 ; 平野, 潔
概要:
裁判員制度の2009年施行後、裁判員経験者が年々増加する一方、主に精神的負担を理由として裁判員就任をためらう国民も少なくない。本稿では、裁判員制度の評価は措いて、その中身に関する認識を深めるとともに、裁判員の職務に関わる資質を育む目的で、裁
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判員教育を構想する。関連する教育分野を参照して裁判員教育の定義づけを行ったうえで、弘前大学における裁判員教育の実践(講義・ゼミナール、大学生の裁判員裁判傍聴、模擬裁判員裁判教室、模擬裁判員裁判、裁判員裁判関連企画)を紹介し、裁判員裁判を傍聴した学生や模擬裁判参加者の感想等を交えて検討を加える。最後に、裁判員教育の一層の充実をはかるための方策を展望する。
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2.
論文 |
飯, 考行 ; 李, 永俊 ; 作道, 信介 ; 山口, 恵子 ; 平野, 潔 ; 日比野, 愛子
概要:
東日本大震災後、弘前大学では、21世紀教育科目として「東日本大震災復興論」を開講し、災害ボランティア体験3回と講義受講を要件として単位を認定した。本稿では、同講義の開講経緯と概要を紹介し、受講生に対する調査結果を踏まえて、開講目標であった「
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同じ東北地方で起こった災害の脅威を現場で認識し、被災者の思いに共感し、復興支援にあたるとともに、中長期的な復興策と被害再来の防止策を考えることで、社会に貢献する資質を育むこと」の達成度と、大学教育における災害ボランティアの効果を検討する。結論として、災害ボランティアは、学生の教育面で、災害の脅威の認識、被災者への共感、中長期的な復興策と被害再来の防止策の考察、社会に貢献する資質の育成と、就業力向上の点で、有益な効果を持ちうるが、災害ボランティアの教育効果を高めるためには、講義の進行やボランティアの運営などの点で相応の工夫を施す必要があることを明らかにする。
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3.
論文 |
飯, 考行 ; 平野, 潔 ; 宮﨑, 秀一
概要:
裁判員教育(裁判員の資質を涵養する教育)を試行した弘前大学21世紀教育後期科目「市民生活と地域社会(Ⅰ)」講義について、その開講経緯と各回の概要を紹介し、主な受講生の意見と感想をスリップとアンケート調査から分析し、裁判員教育のあり方を再考す
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る。検討を通じて、裁判員教育の目的とする、裁判員裁判に対する実態に即した意見形成、裁判関連分野の学習と、学士力の向上は、同科目をもっておおむね達成できたものと評価される。他方、コミュニケーション・スキル、チームワーク、人間性、社会性の向上などの点は、改善の余地があることが示唆される。裁判員教育のあり方については、学外の裁判員制度に関する教育実践との比較と、関連する議論にかんがみて、模擬裁判シナリオ作成および上演の準備、裁判員制度の意義と問題点の情報提供ならびに課題喚起のほか、時間数の少なさや、教育運営体制の点などが、課題として残されていることを論じる。
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4.
論文 |
平野, 潔
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5.
論文 |
平野, 潔
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6.
論文 |
平野, 潔
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7.
論文 |
平野, 潔
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8.
論文 |
平野, 潔
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9.
論文 |
平野, 潔
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10.
論文 |
平野, 潔
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