1.
図書 |
任利著
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2.
図書 |
現代日本語研究会編
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3.
図書 |
中村桃子著
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4.
図書 |
中村桃子著
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5.
図書 |
中村桃子著
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6.
図書 |
サリー・マッコーネル=ギネット, ルース・ボーカー, ネリー・ファーマン編著 ; 別府恵子編訳
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7.
図書 |
ジェニファー・コーツ著 ; 吉田正治訳
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8.
論文 |
郡, 千寿子
概要:
東京大学総合図書館に所蔵されている「往来物分類集成」を調査し、「御所ことば」「女中ことば」等と記載された用語に焦点を絞って考察検討したものである。マイクロフィルム版資料―リール数66本、1115資料の文献―による調査であるが、その中から、特
…
に近世期において、上流階級の女性たちに使用されていた語彙について、翻字と紹介を試みた。検討の結果、品詞別では名詞が圧倒的多数であることが知られ、それらを衣生活語彙、食生活語彙、住生活語彙、呼称、数え方といった五種に分類整理した。特殊な用語として認識されていたこれらの語彙を概観すると、近世期の使われ方がそのまま現代へと継承された語例もあれば、継承されずに消滅してしまった語例もある。これらの語彙の存在は、現代語―特に食生活語―の形成に大きな影響を与えた可能性があると考えられ、言語の伝播や変化過程の研究に対する貴重な報告といえる。
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9.
論文 |
郡, 千寿子
概要:
現代語の形容詞「おいしい」は、「味が良い」ことを表現した古語「うまし(うまい)」を女性たちが「おいしい(いしい)」と言い換えて使用し始めたことに由来1)するものである。江戸時代の往来物資料には、同義語でありつつ使用者の性別を分化する「うま
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い」と「おいしい」の両語形が確認できるが、意味としては「おいしい」は、「味が良い」ことに限定されていた。「おいしい」の使用者は、当初は女性だけであったが、その後、男性にも波及し、現在では「味が良い」意として一般的に使用されている。ビールの広告用語では、「おいしい」より「うまい」が多用されており、「うまい」は、「おいしい」の誕生によって敬意が低減した一方で、味覚表現の「おいしい」に比して、より強調的で断定的な意味を有する語として機能していると考えられた。他方、近年、「おいしい生活」「ヱビスは時間をおいしくします」といった「味が良い」意味でない、新しい用法が生まれ、定着しつつある。その背景には、「おいしい」が、古い語形「うまい」がもつ多様な意味に影響されて、意味を拡大派生させた一面があると考えられるであろう。
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10.
図書 |
平野卿子著
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