1.

論文

論文
立田, 健太 ; 大谷, 良光 ; 大野, 絵美
出版情報: 弘前大学教育学部紀要.  pp.115-124,  2009-10-30.  弘前大学教育学部
URL: http://hdl.handle.net/10129/3383
概要: 青森ねぶた運行団体と子ども・学校教育との関わりと意識を明らかにする目的で、100運行団体に質問紙調査を依頼し、71団体(回収率71%)より回答を得た。ねぶた祭の、囃子、ハネトに参加する子どもは、学年があがるに従い減少し、一部の大型ねぶたを除 き子どもの参加は相対的に少なかった。各団体における子どもの囃子への参加は、増える傾向、一方ハネトへの参加は減少傾向で、全体としてハネト離れがみられた。ねぶた団体の学校への関わりは、現在何らかの関わりを持っている団体は3割、学校からの要望があれば対応できる団体は6割であった。学校が祭を取り上げることに意義があると考えている団体は9割を超え、学校と協力する必要性を意識している団体が8割であった。これらの結果から「提言」をまとめ関係者に届けた。 続きを見る
2.

論文

論文
三浦, 俊一 ; 大谷, 良光 ; 大野, 絵美
出版情報: 弘前大学教育学部紀要.  pp.125-132,  2009-10-30.  弘前大学教育学部
URL: http://hdl.handle.net/10129/3384
概要: 弘前市のねぷた運行団体と子ども、学校教育との関わりの現状と意識について明らかにする目的で、81運行団体に質問紙調査を依頼し、53団体(回収率65%)より回答を得た。子どもたちの祭りへの参加状況は囃子が1団体約40名、かけ声・引き手が80名で 、運行への参加数は、囃子もかけ声・引き手も減少傾向が見られた。また、36%の運行団体が、学校教育との関わりをもち子どもたちに指導・支援を行っており、66%の団体が、今後学校からの要請があれば対応すると回答した。さらに、ねぷたを学校教育で活用することが、伝統文化の継承や地域の活性化に寄与すると考えている団体は、いずれも9割を超え、学校教育への高い期待感をもっていることがわかった。これらの結果から「提言」をまとめ関係者に届けた。 続きを見る