1.

論文

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冨田, 晃
出版情報: 21世紀教育フォーラム.  10  pp.31-41,  2015-03-31.  弘前大学21世紀教育センター
URL: http://hdl.handle.net/10129/5522
概要: 本稿は、弘前大学の初年次教育の一環である「基礎ゼミ」(対象:教育学部学校教育教員養成課程教科教育専攻美術専修平成26年度入学生)において実施した地域の文化財探索によるフィールドワークを取り入れた授業を紹介するとともに、その意義を学生が記した 「振り返り」を通じて確認するものである。学生の能動的参加によるアクティブ・ラーニングが求められる中、学生を学外に連れ出し社会のなかでさまざまな活動をさせるフィールドワークの教育的効果に期待が高まっている。筆者は、フィールドワークに加え対話的鑑賞法やラーニング・ポートフォリオを導入した15回の授業をおこなった。初年次教育におけるフィールドワークとは、学生を、大学とともに地域社会の一員とさせ、そこをホームとしてよりよく生きる、つまりフィールドワークから発してよりよいホームライフを構築していくことが重要なのであり、それこそが問題解決型学習の実践なのである。 続きを見る
2.

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冨田, 晃
出版情報: 弘前大学教育学部紀要.  pp.73-77,  2010-03-31.  弘前大学教育学部
URL: http://hdl.handle.net/10129/3397
概要: グラスハープとは、ワイングラスなどの椀形のガラスを水で濡れた指で擦って音を出す楽器である。グラスハーモニカ GlassHarmonica(アルモニカ Armonica)は、グラスハープから派生した楽器であり、ベンジャミン・フランクリが176 1年に発明したものである。これらの楽器は、18世紀後半のヨーロッパにおいて盛んになるが、19世紀には衰退した。そして近年、欧米諸国や日本においてこれらの楽器の復興現象がみられる。 続きを見る
3.

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冨田, 晃
出版情報: 弘前大学教育学部紀要.  pp.65-71,  2012-03-22.  弘前大学教育学部
URL: http://hdl.handle.net/10129/4576
4.

論文

論文
冨田, 晃
出版情報: 弘前大学教育学部紀要.  pp.91-97,  2012-10-31.  弘前大学教育学部
URL: http://hdl.handle.net/10129/5058
概要: Tsugaru-jamisen (Tsugaru-shamisen) refers to an instrument and genre of Japanese traditional stringed music, shamisen. T sugaru-jamisen developed as a genre distinct from other shamisen styles during the Meiji Period. The style and instrument bear the name “Tsugaru” because they were created in the Tsugaru region of Aomori prefecture in the northernmost part of Honshū, the main island of Japanese archipelago.Tsugaru-jamisen lutes have larger bodies and thicker necks than those used in most other shamisen genres. The music itself is characterized by a strong rhythmicality and underlying percussive sound produced by the plectrum striking the body of the instrument.This essay provides a broad overview of the history of the physical Tsugaru-jamisen instrument, looking back to the origins and spread of stringed instruments from Mesopotamia in ancient times, through the establishment of shamisen in medieval Japan, to the modern formation of Tsugarujamisen in the Tsugaru region. 続きを見る
5.

論文

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冨田, 晃
出版情報: 弘前大学教育学部紀要.  pp.27-34,  2013-03-27.  弘前大学教育学部
URL: http://hdl.handle.net/10129/5077
概要: Tsugaru-jamisen and Okinawan-sanshin are musical styles inextricably linked to the regions with which they share their n ames. The politically and economically dominant Tokyo “center” produced different types of images and applied them to its opposed “peripheral” regions: Okinawa in the south was branded exotic and Tsugaru in the north, nostalgic. This is a form of “image colonization” which began after World War Two. Goal of this essay is to reveal the processes constructing these images through discursive analysis of movies, popular songs, tourism, and shamisen/sanshin playersʼ publicity. 続きを見る
6.

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冨田, 晃
出版情報: 弘前大学教育学部紀要.  pp.47-56,  2013-10-18.  弘前大学教育学部
URL: http://hdl.handle.net/10129/5091
概要: アフリカの黒人たちが新世界に伝えたマリンバはキリスト教布教とともにグアテマラの先住民のあいだに広がった。そしてヨーロッパのクラシック音楽やアメリカのジャズと呼応しながらグアテマラの「国民楽器」として広く人々から親しまれるようになった。グアテ マラ・マリンバはまさに人類の地球大の文化のやりとりのなかで生まれ育った楽器なのだ。本稿では、グアテマラのマリンバの歴史、社会背景および楽器製作について概観する。 続きを見る
7.

論文

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冨田, 晃
出版情報: 弘前大学教育学部紀要.  pp.63-69,  2014-10-14.  弘前大学教育学部
URL: http://hdl.handle.net/10129/5740
概要:  英語圏カリブ海諸国の一つであるトリニダード・トバゴ共和国の主島トリニダード島では、3世紀にわたるスペイン植民地としての歴史と、近接するベネズエラとの絶え間ない交流のなかで18世紀から19世紀にかけて、スペイン語話者たちの民衆カトリシズムと して、パランと呼ばれるクリスマス歌曲が盛んに歌い、踊られた。20世紀に入るとパランの慣習は衰退するが、ベネズエラからの石油産業労働者の移入やイギリスからのトリニダード・トバゴ独立(1962)に伴った民俗文化復興運動などがあいまって、20世紀後半になると再びパランが脚光を浴びるようになった。こうした復興したパランは、広くトリニダード社会におけるクリスマス・パーティーのダンス音楽として広がるとともに、トリニダード・トバゴの文化を内外に誇るものとして学校教育やコンクールなどにも広がり、トリニダード・トバゴの国民文化として定着するに至った。 続きを見る
8.

論文

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冨田, 晃
出版情報: 弘前大学教育学部紀要.  115  pp.73-77,  2016-03-01.  弘前大学教育学部
URL: http://hdl.handle.net/10129/6194
概要:  国連ユネスコは、2001年、第一回の「人類の口承及び無形遺産の傑作の宣言」(通称:世界無形文化遺産)に「ガリフナの言語、舞踏および音楽」を登録した。ガリフナとは、1797年に、カリブ海小アンティル諸島のセント・ヴィンセントから中米ホンジュ ラス沖のロアタン島に追放された人たちの子孫である。本稿では、ガリフナの歴史のうち、カリブ海小アンティル諸島への人類進出から、コロンブスの時代を経て、イギリスとフランスが進出してくる17世紀までの状況を記述する。 続きを見る
9.

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冨田, 晃
出版情報: 弘前大学教育学部紀要.  115  pp.79-81,  2016-03-01.  弘前大学教育学部
URL: http://hdl.handle.net/10129/6195
概要:  人が人を食べる習俗をカニバリズムという。「獰猛野蛮の極み」といったイメージをもつこの言葉は、コロンブスによってスペインに報告され、その後、人肉を食らう裸族の想像画をともないながらヨーロッパ世界に広がっていった。「新世界」を「発見」したコロ ンブスは、まだ見ぬ異民族に対し、マルコ・ポーロによるアジアの話や、ギリシャ神話といった自分がもっている知識を総動員して「人食い人種カニバル」を想像した。それは、コロンブスが、自らの業績を輝かせ、野蛮な人々にキリスト教を伝える義務感を、キリスト教世界の人々に与えるためのレトリックだった。 続きを見る
10.

論文

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冨田, 晃 ; 久保, 琴枝
出版情報: クロスロード : 弘前大学教育学部研究紀要.  24  pp.25-32,  2020-03-23.  弘前大学教育学部
URL: http://hdl.handle.net/10129/00006987