1.
論文 |
佐藤, 三三
概要:
本稿は、風俗改良的社会教育論=「社会の形成力」改善的社会教育論こそ日本最初の社会教育論であること。それは明治10年代後半における学校教育における徳育強化政策あるいは徳育論争の中で育まれた社会教育論であったこと。即ち、学校教育において高まった
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徳育を補足するために誕生した社会教育論であったことを明らかにした。
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2.
論文 |
佐藤, 三三
概要:
1892(明治25)年、「わが国において社会教育論として一貫した思想を著した最初のもの」とも「社会教育理論の草分け」とも評価されている山名次郎『社会教育論』が刊行された。それは、明治10年代末に登場したわが国最初の社会教育論である「社会の
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形成力」改善的社会教育論といかなる関係をもっているのであろうか。本稿は、山名次郎『社会教育論』と我が国最初の社会教育論との関係を明らかにした。
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3.
論文 |
佐藤, 三三
概要:
山名次郎の『社会教育論』(1892年)と佐藤善治郎の『最近社会教育法』(1899年)」は、その出版年を大きく異にするにもかかわらず、社会教育論の「草分け」として、あるいはまた内容的には「社会改良的社会教育論」として常に一括されてきた。しかし
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ながら両者の社会教育論は全く別の物である。本稿は、山名次郎『社会教育論』との関係において佐藤善治郎『最近社会教育法』の社会教育論史上の位置を明らかにした。
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4.
論文 |
佐藤, 三三
概要:
本稿は、明治後半期に登場した多様な社会教育論を整理・区分しながらその特徴点を明らかにすると同時に、日本最初の社会教育論や山名次郎の社会教育論も含めて、明治期の社会教育論の位置関係について検討した。
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