1.

論文

論文
長南, 幸安
出版情報: 21世紀教育フォーラム.  1  pp.35-39,  2006-03-31.  弘前大学21世紀教育センター
URL: http://hdl.handle.net/10129/4678
概要: 平成18年4月に新学習指導要領で学んだ高校生が大学へ入学してくる。このことは「2006年問題」と呼ばれている。この問題を、現行で実施されている学習指導要領が改訂に至った目的の理想と現実を対比させることで、いわゆる「ゆとり教育」の問題点を明ら かにし、「理科教育」という視点から考察を加えた。理科教育においては、週五日制度や総合的な学習の時間の導入による授業時間数の削減に伴い、学習内容の削減と先送りが大きな問題である。この結果、国際調査などから当初の目的は達成されておらず、むしろ学力低下を引き起こしており、この学力低下は単に知識量の低下ではなく、表現力の低下、思考の放棄、学習意欲の喪失といった要因になっている。このような学生の入学に対し、教養教育を含めた大学教育の改革は早急に行われる必要がある。 続きを見る
2.

論文

論文
出版情報: 21世紀教育フォーラム.  6  pp.77-79,  2011-03-31.  弘前大学21世紀教育センター
URL: http://hdl.handle.net/10129/4786
3.

論文

論文
工藤, 泰子
出版情報: 弘前大学教育学部附属教育実践総合センター研究員研究報告書.  10  pp.2-23,  2002-03-15.  弘前大学教育学部附属教育実践総合センター
URL: http://hdl.handle.net/10129/00008090
概要: 小学校では解剖を取り入れた観察を敬遠されがちであるが,1 9 9 8 年度の調査で,子どもたちは解剖に好意的であり,イカの解剖が子どもたちの解剖に対する印象を良い方に変えることに役立った。 2 0 0 0 年度の授業から,子どもたちは解剖に よる観察を望み,主体的に行う用意があり, 解剖を行う価値があると言える。 解剖は,子どもたちに多くの情報と疑問を与えるが, 動物のからだのつくりと食物のかかわりを学習するのにはおおむね良好だった。イカを素材に解剖すると,子どもたちはからだのつくりと食物とのかかわりをうまく結びつけることができるようであった。 続きを見る
4.

論文

論文
工藤, 泰子
出版情報: 弘前大学教育学部附属教育実践総合センター研究員紀要.  1  pp.29-42,  2003-03-31.  弘前大学教育学部附属教育実践総合センター
URL: http://hdl.handle.net/10129/00008101
概要: イカは多くの背景をもち,青森県内では新鮮なものを安価に手に入れることができる。イカを教材として活用するために,肉眼で観察したときに得られる情報量と学習への用い方を検討した。その結果,スルメイカは,積極的に捕食活動を行ったり,外敵から身を守る 活動を行っていることを示唆するイカ類特有の体のつくりを肉眼によって容易に知ることができた。また,神経などの細かい部分も観察することができ,学習者へ多くの情報を体験的に楽しくもたらすことがわかった。また,スルメイカの肉眼で観察できる体のつくりは小・中学校の理科生物分野の「動物の体のつくりと働き」にかかわる内容の大部分に関連し,1回のスルメイカの解剖によって,多くの内容を学習できると考える。 続きを見る