C.ダーウィン1831年8月の地質調査(補遺)
- フォーマット:
- 論文
- 責任表示:
- 鎌田, 耕太郎
- 言語:
- 日本語
- 出版情報:
- 弘前大学大学院地域社会研究科, 2016-03-18
- 著者名:
- 鎌田, 耕太郎
- 掲載情報:
- 弘前大学大学院地域社会研究科年報
- ISSN:
- 1349-8282
- 巻:
- 12
- 開始ページ:
- 27
- 終了ページ:
- 33
- バージョン:
- publisher
- 概要:
- C. Darwin は1831年8月上旬にA. Sedgwickの指導のもと、ウェールズ北部において地質調査を行った。この調査は、ダーウィンにとっては将来のカナリア諸島調査のための技術習得で、セジウィックにとっては夾炭層以下の地質系統を解明し、下部古生界の年代層序の確立をめざす画期的な事業の始まりであり、異なる事情が遭遇した出来事であった。このような時代背景は自伝にはそれとわかるように記述されてはいない。ダーウィン自伝やビーグル号航海記の記述には必要な時代背景の説明を欠く傾 … 向があり、時系列的にみると記述の不備も認められる。その例として、ここではフォークランド諸島産の化石について検討した。航海記でシルル系産とみなされた標本は、実際にはデボン系産の腕足類であり、発見時に産出層準の年代には言及できなかったことをフィールドノートの記述や文献から明らかにした。 続きを見る
- URL:
- http://hdl.handle.net/10129/5906
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