高校生の「ケータイ被害」予防措置状況と有害情報意識 : ケータイ高1プロブレム
- フォーマット:
- 論文
- 責任表示:
- 大谷, 良光 ; 本間, 史祥 ; 加川, 志保
- 言語:
- 日本語
- 出版情報:
- 弘前大学教育学部, 2010-03-31
- 著者名:
- 掲載情報:
- 弘前大学教育学部紀要
- ISSN:
- 0439-1713
- 通号:
- 103
- 開始ページ:
- 95
- 終了ページ:
- 104
- バージョン:
- publisher
- 概要:
- 生徒がケータイ被害から身を守るため、フィルタリング設定やメール受信拒否設定をどの程度利用し、認識しているか、また、中学時まで携帯電話所持率が低い青森県において高1までのいつ購入しているかを明らかにする目的で、高1に限定し、県内1割のサンプルを目標に調査した。その結果、高校合格から入学までの1ヶ月間に約4割の生徒が新規に携帯電話を購入していた。また、青少年インターネット環境整備法が2009. 4より施行されているにも関わらず、フィルタリングの利用率は41.7%、メール受信拒否の … 設定率は21.3%と低かった。7割の生徒は有害情報に危機意識を持っているが、フィルタリングの不便さを理由に利用しないものが多く、「ケータイ高1プロブレム」状況が予想される。フィルタリングの設定には、販売時の丁寧な説明と保護者の役割が大きいことも明らかになり、関係者による緊急な諸取り組みが求められるため、本調査に基づき県民への緊急アピールを発表した。 続きを見る
- URL:
- http://hdl.handle.net/10129/3400
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