説明的文章の文末の効果に関する研究
- フォーマット:
- 論文
- 責任表示:
- 長﨑, 秀昭
- 言語:
- 日本語
- 出版情報:
- 弘前大学教育学部, 2010-03-31
- 著者名:
- 長﨑, 秀昭
- 掲載情報:
- 弘前大学教育学部紀要
- ISSN:
- 0439-1713
- 通号:
- 103
- 開始ページ:
- 7
- 終了ページ:
- 15
- バージョン:
- publisher
- 概要:
- 小学校国語科における説明的文章読解指導に関する実践的方法の開発はさまざまあるが,言語の特質・機能に裏打ちされた教科内容の体系については,未だ定見を見ない。そのような状況を踏まえ,植山は,説明的文章教材「たんぽぽのちえ」を例に,「類比的」な表現として「のです」を要旨把握の手がかりにする読み方を提案した。 しかし,文末「のです」を含む文は多様な機能をもつ。国語の教科内容として確定するには,もっと言語の機能に対する精査が必要である。そこで,小学校国語科検定教科書出版社5社の説明的文 … 章教材を選び,各教材について文末「のです」の「文末出現率」「段落末出現率」「大段落出現率」を求めて使用傾向を調べた。 その結果,「のです」系列の文末を含む文は,段落レベルの終末部分に多く用いられていることが判明した。それを踏まえて,説明的文章読解指導において,「のです」文末を段落認定や筆者の修辞的な意図を把握する指標として活用することを提案する。 続きを見る
- URL:
- http://hdl.handle.net/10129/3389
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