1.

図書

図書
久冨善之, 長谷川裕, 福島裕敏編著
出版情報: 東京 : 勁草書房, 2018.7
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2.

図書

図書
遠藤孝夫, 福島裕敏編著
出版情報: 東京 : 東信堂, 2007.10
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3.

論文

論文
福島, 裕敏 ; 豊嶋, 秋彦 ; 吉崎, 聡子 ; 平岡, 恭一 ; 吉中, 淳
出版情報: 弘前大学教育学部紀要.  pp.73-81,  2013-03-27.  弘前大学教育学部
URL: http://hdl.handle.net/10129/5083
概要: 弘前大学教育学部では2004年度入学者より教員養成カリキュラムの改革を実施した。改革の理念は、≪児童生徒に働きかけ、その反応を読み取り、働きかけ返す力≫をもった全人的に児童生徒に関わり、かつ臨床との往還の中で自らの知識・スキルを検証―開発し ていく≪自律的発展力≫をもつ教育プロフェッショナルとして卒業生を送り出すことであり、教育実習関連科目を格段に強化した。教員養成カリキュラム改革は、4年間の教育・カリキュラムへの満足感の増大を伴いながら、学生たちの自我同一性の達成化や、卒業後の自らの生き方あり方を定め注力する構えの強まりという点でポジティブな変化をもたらすものであった。また、新カリキュラム生においては、生き方あり方と学問・教養への関心を育むことが自我同一性地位を「非拡散的」なものへと向かわせ、教職志望と教科等の専門的知識重視の構えを強めていくことが「達成的」な地位へと向かわせていく要因となっていることが示唆された。 続きを見る
4.

論文

論文
豊嶋, 秋彦 ; 福島, 裕敏 ; 吉崎, 聡子 ; 平岡, 恭一 ; 吉中, 淳
出版情報: 弘前大学教育学部紀要.  pp.139-148,  2014-03-27.  弘前大学教育学部
URL: http://hdl.handle.net/10129/5730
概要: 弘前大学教育学部が2004年度入学者(C04)から実施してきた教員養成カリキュラムの効果を、旧カリキュラム下の前年度入学者(C03)を第Ⅰ世代、C04~ C06を第Ⅱ世代、C07~ C09(2013年3月卒業生)を第Ⅲ世代として、卒業時質問 紙調査で捉えた自我同一性と三つの変数群(カリキュラム理念関連変数、教員としての資質能力向上感、教職観)の世代間推移を明らかにし、三つの変数群と自我同一性の関連性を世代別に分析した上で、世代による違いも考察した。世代間推移では、第Ⅱ世代で強まった多くの特徴が第Ⅲ世代では元の水準に戻る傾向が見られる中で、第Ⅱ・第Ⅲ世代では自我同一性が明確に達成化したほか、「教育者としての使命感」や「教師以外の人々との関係づくりが欠かせない仕事」という教職観も強まっていた。三変数群と同一性地位の関連性については第Ⅰ世代では関連性が著しく薄いのに対して、第Ⅱ・第Ⅲ世代では関連性が強まっていた。また第Ⅱ・第Ⅲ世代では感受性と配慮性の涵養が自我同一性の達成化を促していることも示された。これらはC04以降の教員養成カリキュラムの有効性を示すものである。 続きを見る
5.

論文

論文
福島, 裕敏 ; 吉崎, 聡子 ; 豊嶋, 秋彦 ; 平岡, 恭一 ; 吉中, 淳
出版情報: 弘前大学教育学部紀要.  pp.129-138,  2015-03-27.  弘前大学教育学部
URL: http://hdl.handle.net/10129/5759
概要: 本論文では、弘前大学教育学部が2004年度入学者から実施してきた教員養成カリキュラムの効果検証の一環として、2010年度入学者(2014年3月卒業)における1年次から4年次にかけての教職意識等の変容をアンケート調査結果にもとづき考察した。学 生たちは4年間を通じて、教員の資質能力についての重要性を深く認識し、その向上感を強くもちながら、高度専門職として教職をとらえるようになってきている。特に3年次集中実習を契機とした教員としての資質能力観や教職観などの変容がみられたとともに、4年次における教員としての資質能力の向上感や重要性の強まりなどがみられた。このような学生たちの変容過程は、学校現場経験をはじめとする臨床との往還の中で自らの知識・スキルを検証-開発していく《自律的発展力》をもつ教育プロフェッションの育成という教員養成カリキュラムの理念の現れといえる。 続きを見る
6.

論文

論文
古川, 郁生 ; 福島, 裕敏
出版情報: 弘前大学教育学部紀要.  115  pp.55-64,  2016-03-01.  弘前大学教育学部
URL: http://hdl.handle.net/10129/6213
概要:  本稿では、「確かな学力」を育むために最も重要となる、各教師の「授業力向上」を目指した学校経営の在り方について、一公立中学校の実践をもとに考察した。そこでは、教科の違いを超えた「授業づくりスタンダード」を柱におきながら、研修主任をはじめとす るミドルリーダーを中心とした日常的な校内研修体制を整えるとともに、校内巡回を通じた授業参観にもとづく個々の教師との授業づくりをめぐる話し合いの活性化などが図られた。その結果、生徒による授業評価アンケートでは、「よく分かる授業」の広まり、以前から取り組んできた「学習課題とまとめの明示」の定着、および「授業づくりスタンダード」の柱である「振り返る活動」の浸透がみられ、「授業力向上」に向けた取り組みが一定の成果をあげていることが明らかとなった。しかし、個々の授業における「振り返る活動」と「個に応じ、個を生かす場面」とのさらなる充実を図るとともに、「授業づくりスタンダード」を柱として「生徒自らが学ぶ」授業と小中一貫教育とを推進していくことが今後の課題となっている。そのためにも、教科や校種を異にする教師たちが協働的に授業づくりに取り組むように、具体的な方向性を示し手立てを講じていく校長のリーダーシップが果たす役割は大きいといえる。 続きを見る
7.

論文

論文
豊嶋, 秋彦 ; 福島, 裕敏 ; 吉崎, 聡子 ; 平岡, 恭一 ; 吉中, 淳
出版情報: 弘前大学教育学部紀要.  117  pp.109-120,  2017-03-28.  弘前大学教育学部
URL: http://hdl.handle.net/10129/6265
概要:  2004年度カリキュラム改革の効果検証研究の一環として、公立学校教員に採用が決定している学生に、卒業直前にカリキュラム体験の振り返りを求めるPAC 分析、入職1年後には初任期1年間に活かすことができたカリキュラム体験について、PAC 分析 を実施した。調査協力者6名の追跡的PAC 分析を通して、2つの時期のクラスターと連想項目に対応が見出されたほか、卒業直前には重視していなかった事項をカリキュラム体験から掘り起こして入職後のリアリティ・ショックを乗りこえた事例も多いことなど、初任期職業的社会化は、大学での教員養成と断絶して展開するのではなく、学生期カリキュラム履修体験からえたものの上に連続して展開していくことが明らかとなった。 続きを見る
8.

論文

論文
豊嶋, 秋彦 ; 福島, 裕敏 ; 吉崎, 聡子 ; 平岡, 恭一 ; 吉中, 淳
出版情報: 弘前大学教育学部紀要.  120  pp.149-158,  2018-10-12.  弘前大学教育学部
URL: http://hdl.handle.net/10129/00006485
概要:  教職初任期の適応と社会化を、従来のリアリティショック論やギャップ論の枠組みではなく、自我同一性と社会化の連続性という観点で見ていくのが有意義と指摘したのち、弘前大学教育学部の教員養成カリキュラム履修体験から獲得したことについて、卒業期と入 職1年後時点に実施した追跡的PAC 分析から、新たに4事例を提示して学部期と初任期の連続性を詳細に検討した。その結果、卒業期に出現した連想項目やクラスターが入職1年後にもかなり継承されること、継承されたクラスターに「分離-独立発展」と「融合」の二型があること、カリキュラム履修体験が初任期の適応を支えていることなどを見出した。 続きを見る
9.

論文

論文
吉崎, 聡子 ; 福島, 裕敏 ; 豊嶋, 秋彦 ; 吉中, 淳 ; 平岡, 恭一
出版情報: 弘前大学教育学部紀要.  121  pp.219-229,  2019-03-28.  弘前大学教育学部
URL: http://hdl.handle.net/10129/00006679
概要:  本報告においては,弘前大学教育学部が2011年度入学者より実施してきた教員養成カリキュラムについて,2011年度~2014年度入学者を対象とし,卒業時質問紙調査における自由記述回答の計量テキスト分析を通じて効果検証をおこなった。結果,教員 養成カリキュラムの良い点は様々な教員や附属学校園の協力のもとに多くの実習を経験し,教育に関する幅広い知見を得たこと,改善点は小中学校教員以外を目指す学生の疎外感・不満を招きやすいことやより高い実践力向上をもたらすカリキュラム内容となっていないことであった。この分析を通して,学生指導・支援体制の整備・充実が奏功していること,その一方で教員志望者以外は疎外感を,教員志望者にはカリキュラムからの学びの不全感を与えていることが明らかになった。今後教員養成を中軸としながらも,様々な背景を持つ者たちが教育についての理解を深め,既存の小中学校教育にとどまらない教育の在り方を保証する教員養成カリキュラム・組織の在り方を検討する必要がある。 続きを見る
10.

論文

論文
吉原, 寛 ; 成田, 頼昭 ; 大瀬, 幸治 ; 中谷, 保美 ; 敦川, 真樹 ; 古川, 郁生 ; 瀧本, 壽史 ; 三上, 雅生 ; 吉田, 美穂 ; 森本, 洋介 ; 菊地, 一文 ; 福島, 裕敏 ; 小林, 央美 ; 中野, 博之
出版情報: 弘前大学大学院教育学研究科教職実践専攻(教職大学院)年報.  2  pp.45-54,  2020-03-19.  弘前大学大学院教育学研究科
URL: http://hdl.handle.net/10129/00007228
概要:  本稿は,弘前大学大学院教育学研究科教職実践専攻(以下,本教職大学院と記す)で実践されたFD活動のうち,授業アンケートの結果をもとにして行われた授業改善の取組について,紹介・分析することで,授業改善の視点を明らかしようとする試みである。本教 職大学院における必修科目に対して教員に求められる4 つの力(自律的発展力・協働力・課題探究力・省察力)を測定する授業アンケートを実施し,その結果をもとに,FD研修会において授業担当者が4 つの力の視点で考察を行った。さらに,授業担当者の考察を本教職大学院の全教員が協議し,共有することで各授業に対する授業改善の視点を明らかにすることができた。今後は,授業アンケートの内容の精緻化を図り,院生が授業で身に付けた専門性を適切に測る一方で,教員がよりよい授業改善を行うために, 4 つの力の視点からFD 活動を積極的に実施していくことの必要性が確認された。 続きを見る