1.

論文

論文
後藤, 雄二
出版情報: 弘前大学教育学部紀要.  pp.1-5,  2007-03-22.  弘前大学教育学部
URL: http://hdl.handle.net/10129/423
概要: 青森県を対象として、高度経済成長以後の地域変化を産業別就業者率とその特化係数の変化により分析した。本稿では第1次産業の例として農業を、第2次産業の例として製造業を、また、第3次産業の例として小売・卸売業・飲食店を取り上げて検討した。その結果 、農業は就業者率は減少したが特化係数は増大し地域的特化が進んだこと、製造業と小売・卸売業・飲食店では就業者率は増大したが特化係数は減少して県内での平準化が進んだことを示した。さらに、上記した3つの産業について、市町村別に特化係数の変化を図示して具体的に検討した。 続きを見る
2.

論文

論文
後藤, 雄二
出版情報: 弘前大学教育学部紀要.  pp.35-41,  2015-10-09.  弘前大学教育学部
URL: http://hdl.handle.net/10129/5769
概要: 平成の市町村合併が通勤圏の設定にどのような影響を及ぼしたのかについて、青森県をひとつの事例として検討した。地理学においては地域差の認識が研究の出発点であるが、平成の市町村合併による影響としては市町村面積が増大したことにより単位地域(市町村) 内の等質性が失われていることが問題として指摘できる。このことにより、地域差の把握が困難となっている。青森県内の市町村合併の中で特徴的なのは、「飛び地合併」であるが、このことにより、見かけ上、通勤圏が拡大する現象が生じている。これにより、通勤流動の実態を認識することが難しくなっているのである。 続きを見る