J. A. ヒラーの『装飾歌唱法』について
- フォーマット:
- 論文
- 責任表示:
- 今井, 民子
- 言語:
- 日本語
- 出版情報:
- 弘前大学教育学部, 2003-10-31
- 著者名:
- 今井, 民子
- 掲載情報:
- 弘前大学教育学部紀要
- ISSN:
- 0439-1713
- 通号:
- 90
- 開始ページ:
- 87
- 終了ページ:
- 94
- バージョン:
- publisher
- 概要:
- 本稿は, ドイツのジングシュピールの創始者,∫.A.ヒラー(1728-1804)の歌唱教育書『装飾歌唱法(Anweisungzum musikalisch-zierlichenGesange)』(1780)を取り上げ,彼の歌唱教育の実際と,18世紀後半の音楽美学や演奏習慣を明らかにするものである。ここでは主に,序文における執筆意図, 3つの演奏様式,歌詞と音楽の関係,装飾の実際について検討する。その結果,ヒラーには室内様式の華麗化や教会音楽の世俗化を容認する新しい様式 … 観や, ドイツプロテスタントの復興を目ざした合唱音楽-の強い関心と女声の活用など新しい変化が見られる。本書には,P.F.トージやJ.F.アグリコーラによる18世紀の伝統的歌唱法の成果と,19世紀に向けて新しい方向を模索する傾向が入り混じる,過渡的な特徴が認められる。 続きを見る
- URL:
- http://hdl.handle.net/10129/586
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