ラット肝化学発癌過程におけるcyclophilin B の発現変化
- フォーマット:
- 論文
- 責任表示:
- 細井, 一広 ; 照井, 一史 ; 中川, 潤一 ; 下山, 律子 ; 津山, 博匡 ; 板垣, 史郎 ; 土田, 成紀 ; 早狩, 誠
- 言語:
- 日本語
- 出版情報:
- 弘前大学大学院医学研究科・弘前医学会, 2014-09-30
- 著者名:
細井, 一広 照井, 一史 中川, 潤一 下山, 律子 津山, 博匡 板垣, 史郎 土田, 成紀 早狩, 誠 - 掲載情報:
- 弘前医学
- ISSN:
- 0439-1721
- 巻:
- 65
- 通号:
- 2-4
- 開始ページ:
- 164
- 終了ページ:
- 172
- バージョン:
- publisher
- 概要:
- Solt-Farber 法にて発現誘導したラット肝前がん病変でのcyclophilin B(CyPB)の発現変化についてCyPB に対するペプチド抗体を用いて解析した.Diethylnitrosamine(DEN)を腹腔内投与後,2-acetylamino-fluorene(FAA)を経口投与し部分切除を行った群において,部分切除3 週より特異的な腫瘍マーカーであるGST-P の強力な発現誘導が認められ,前がん病変の形成を確認した.抗N末端抗体は正常ラットおよび化学発癌を施行 … した肝臓および精巣に分子量約20 kDaのバンドを認め,そのバンドはCyPB であることが推定された.前がん病変でのCyPB の発現は肝切除後1 週から上昇し, 6 週まで発現量は約2 倍であった.また,血清でのCyPB の発現は肝での発現から遅れて4 週より徐々に上昇し7週で約1.6倍であった.以上から, CyPB は肝癌の腫瘍マーカーの候補の可能性が示唆された. 続きを見る
- URL:
- http://hdl.handle.net/10129/5424
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