明治四十年前後津軽地方における洋楽受容に関する考察
- フォーマット:
- 論文
- 責任表示:
- 安田, 寛 ; 北原, かな子
- 言語:
- 日本語
- 出版情報:
- 弘前大学教育学部, 2001-03-30
- 著者名:
- 掲載情報:
- 弘前大学教育学部紀要
- ISSN:
- 0439-1713
- 通号:
- 85
- 開始ページ:
- 91
- 終了ページ:
- 98
- バージョン:
- publisher
- 概要:
- 明治40年前後になると,津軽の地方紙にも音楽会や唱歌教育の具体的な内容などが掲載されるようになり,津軽地方にも西洋音楽が根づいてきていた様子を知ることができる。本稿では,最初に明治40年前後の唱歌教育や音楽会の様子を明らかにし,次いでこうした洋楽普及の際に唱法に関して, トニックソルフア唱法によるドレミ唱法と数字譜によるヒフミ唱法の二種があったと思われる点について指摘する。最後に,これまで筆者等が行ってきた一連の明治期津軽地方における洋楽普及に関する研究の意義を明らかにするた … め,明治期の地方での洋楽受容研究について総括しつつ,近年の洋楽受容史研究に位置づける。 続きを見る
- URL:
- http://hdl.handle.net/10129/1571
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